新しい仏壇なのに・・・

1月 15, 2012 by 社長 幡司 剛成

今日は落ち着いた日曜日になっています!!

こんな日は少しだけゆっくりさせてもらってます(* ̄∇ ̄*)

午前中は古いお仏壇を引き取りに伺ったのですが、そのお仏壇はまだ新しくいい仏壇だったため、すごくもったいないと感じてしまいました。

でも当家の方のご事情がありますから・・・

まして!!それをキレイにして中古として売る事はできませんから!!

たまにお問い合わせの電話で、「まだ新しい仏壇なんやけど、いくらかで引き取ってくれない?」というお電話をいただきますが、車と同じように売れると思われてる方がいらっしゃいます!!

このご時世ですから、お仏壇の中古販売も商売として成り立つのかも知れませんが、私には考えれません( ̄ロ ̄|||)

やはり!!お仏壇というものは他のものとは違い、思いが重いものになると思いますので販売者と消費者のバランスは難しいと思います。

今は処分するにも費用がかかってしまう時代ですから、私はそういったお電話の場合は「ご身内の方で欲しいと言われる方はいらっしゃいませんか?」とお話をさせて頂きます。

ご身内の間柄ではある話しです。(金銭のやり取りはないですが・・・)

まだ十分にお祀りができる新しい仏壇を引き取る時に、販売者としての責任を感じています。

なぜ?まだ新しいお仏壇なのに引き取らなくてはいけなくなったのか?

1 子供さんのお家で同居する事になり、大きな仏壇を持って行く事ができない。

2 子供さんがいなくて、施設に入るようになりお仏壇を持って行く事ができない。

3 後継者が娘さんで、嫁ぎ先より大きな仏壇を持って帰る事はできない。

4 何らかの事情があり、持ち家から賃貸マンションへの引っ越しのため。

5 お寺様に永代供養をお願いしたため。

こういった理由は全て時代背景が原因で起こったものが多いと思います。

特に供養産業自体が世間の流れに気付くのが遅く、あぐらをかいた商売をしていた期間が長すぎたため、そのしわ寄せが一気に来た訳です。

だから、供養産業に携わっている私達が一人一人意識しないといけない事は、しっかりとした今後の時代背景を見据え、伝統を守りつつ時代にあったやり方を見つけ出し、お客様の懐へ少し入らせて頂きお客様の合った方法を一緒に見つけ出す事を、本気でやっていかななければと思っています。

こういった説明を接客しながらお話をしていけば、お祀りをしなくなるお仏壇は減るのではないかと・・・

当たり前にお仏壇を売って来た時代は終わりです。

高い、安い、大きい、小さいは関係なく、お客様の環境と時代にあった方法を見つけ出せれる、販売者の一人一人の高い能力が特に必要な商売のです。

「お前は高いのかっ!?」と言われたらどうしよう( ̄ロ ̄|||)

「高くなる予定です!!」とはっきり言える事は確かです( ̄ー ̄)ニヤリッ

仏事のとーたるさぽーと 供養商品販売店
有限会社 照泰仏堂

*住所 岡山市北区三門中町2-11
*TEL 086-253-0838*HP http://www.shoutaibutsudou.com/

専務 幡司 剛成

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