お位牌の思い。
皆さん!!こんにちわ。
寒い日が続いておりますが、冬の悪あがきということで、もう少し冬に付き合ってあげましょう( ̄ー ̄)ニヤリッ
今日は、朝一番に匿名でお問い合わせがありました。
姪の方からの問い合わせだったんですが、「亡くなった叔母が父親にお位牌を預けていたのですが、どういった思いで預けていたのでしょうか?」と・・・
相続関係で少し問題が発生しているみたいで・・・
この亡くなられた叔母は、身寄りがなく生前にもしもの時があった時のために、ご主人さんのお位牌を弟さんに預けられてたみたいで、「叔母が弟に位牌を預けるということはどういった意味合いがあったのでしょうか?」と、専門家の方の意見を聞きたいと・・・
「私が知っている限りでお答えしますと、弟さんに預けるということは、お位牌を供養してもらいたいという思いが強いと思われます。」
叔母は90歳近くになっても身辺整理は自分でできていて、他の先祖さんは永代供養に出されてたみたいでした。
ご主人さんのお位牌を弟さんにお渡しするということは、そこに何らかの思いがあったのだと思います。
そして!!弟さんとの間には信頼関係があったからこそお位牌を渡し、それを引き受けられたんだと思います。
相続の問題はともかく、故人さんのお位牌に対する思いというものは強くなければ、ご主人さんのお位牌も永代供養に出されるはずではないかと・・・
特に、岡山という地域はお位牌を大事にされます。
大切な人を亡くされた時、亡くなられた方自身という捉え方が多く、お位牌に思いを寄せながら大切な人が亡くなられたという現実を受け入れていくのです。
浄土真宗さんはお位牌をされませんが、岡山の方は浄土真宗さんでもお位牌を求められる方は多い傾向にあります。
私の実家も浄土真宗ですが、先祖位牌を作ってお祀りさせてもらっています。
お位牌を見る事で、先祖があって今がある事を再確認させてもらっています。
お位牌を引き継ぐというのは、今までお祀りされてた方の思いも一緒に引き継ぐ事ではないかと・・・
普段!!お仏壇に手を合わせるだけの方、今一度お位牌を見て手を合わせてみて下さい。
先祖の「思い」というものに気づくかもしれませんよ(^-^)
思いに気づけば、気づけなかった感謝の心に気づくことができるかも・・・
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