お線香

11月 2, 2011 by 社長 幡司 剛成

今日はよくある質問の中の、お線香のお話をさせて頂きます。

まず、よく言われるのが「煙も匂いもないお線香ありますか?」と言われます。

基本的にお線香は、原木を練って作られていますので煙も匂いもないお線香を作ることは難しいですが、最近はそういったお線香を求められる方が多くなりましたので、煙も匂いもごくごく僅かなお線香は作られて来ています。

なぜ?煙も匂いもないほうがいいのか?

「お線香は臭い、部屋の中に匂いが染みつく、服に匂いがつく、アレルギー、鼻炎」などの方が多いです。

お線香は臭いと言われる方には、昔ながらのお線香らしい香りしか知らない方が多いので、今ではコーヒーの香りやはちみつ、いちご、お酒、マツタケ、ラベンダー、すずらん、梅、桜、ローズ、竹炭、ひのき、その他いろいろたくさんありますので、匂いを嗅いで決めて頂いております。

部屋や服に匂いがつく事に抵抗感がある方には、微煙のタイプをお進め致します。

アレルギーや鼻炎の方は、お線香を立てる事をあまりお勧めを致しませんが、漢方系のお線香やほとんど煙も匂いもないお線香を使ってみて頂いております。

照泰仏堂では、いろんなお客様に対応できるように100種類ぐらいのお線香を取り揃えております(⌒-⌒)

あと、「なぜお線香を立てないといけないのか? 何本立てないといけないのか?」というご質問を頂きますが、お線香を立てないといけない理由は、宗派によって異なりますがごく一般的に言われるのが、仏様にとっての供養物とも言われますし、その場を清めるという意味合いもあります。(まだまだたくさんの意味がありますが省略させて頂きます)

お線香を立てる本数もさまざまですが、基本は3本になります。

未来、現在、過去に対してと、ご本尊様、仏様、そして自分自身に、とも言われております。

ただ通常は2本立てられる方のほうが多いと思われます。(私もそうです)

私は思います。

お仏壇の前に先祖を敬う気持ちで座り、お供えしてあるキレイな花を見てキレイな気持ちになり、自分の好きな香りのお線香をあげますことにより、気持ちを落ち着かせる事が、何よりの供養になるのではと思えてなりません。

仏様に供えてある物が全部自分の方へ向いているのも、「己の中に仏あり」といわれているので自分の心に対してだとも思います。

お線香のような真っすぐさと、ちょっとやそっとで消えない火のように熱い気持ちでいられるようにと・・・

私を知っている方に「真っすぐな気持ちはまだまだ必要やけど、熱い気持ちはもういらんって」言われることをここに宣言致しますΣヾ( ̄0 ̄;ノ

仏事のとーたるさぽーと 供養商品販売店
有限会社 照泰仏堂

*住所 岡山市北区三門中町2-11
*TEL 086-253-0838*HP http://www.shoutaibutsudou.com/

専務 幡司 剛成

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