なぜ葬儀を?
皆さん!!こんにちは。
お盆商戦が過ぎ、ゆっくりしてるところ・・・と言いたいところですが、
お葬儀のご依頼を相次いで頂いているので、バタバタ、バタバタと・・・( ̄O ̄;)
お葬儀の仕事を取り入れて一年半が経ちました。
おかげさまで少しずつではありますが、「照泰仏堂が葬儀を始めた」というの事を周知してくださっています。
なぜ?私達、照泰仏堂が葬儀を始めたか・・・
2021年12月に岡山市が新しく「星空の郷」という斎場をオープンさせ、そこで葬儀が行える環境ができました。
場所は岡山空港(桃太郎空港)の近くなのですが、弊社から約30分の所にあります。
弊社では法要専門のホールを2016年にオープンさせましたが、葬儀は行なっていませんでした。
で、当店のお客様はその斎場の近くの方が多く、その地域の方から
「照泰仏堂さんが星空の郷で葬儀をできるようにしてくれたらいいのに・・・」とお声を頂いたのです!!
そんな声をいただく前は、私も母親を送っていますので「葬儀という仕事は無理やな〜」と思っていました。
だって!!悲しみに耐えれませんから・・・
ですが、して欲しいという声と、弊社の業績もコロナのおかげで、急斜面を引きつった顔で滑っている状態だったため、一大決心をしたのでした( ̄^ ̄)ゞ
最初は、私が覚えようと思って腹を括ったのですが、すぐ下の妹が「お兄ちゃん私がやるわ」と・・・
三人兄妹なのですが、次女の妹は15年ぐらい前から弊社で働いてくれてるのですが、長女の妹は、母の死をきっかけに弊社で働くようになってくれてました。
とはいっても、この業界に入ってまだ一年ぐらいの中で手を挙げたので、右も左もわからない状態で葬儀をやると言い、私も不安の方が先立ちましたが、やるという覚悟の後ろに母親が見えましたので、任せることにしたのでした!!
そして、物を揃えるところから始め、葬儀のベテランの方に2度だけ現場で教えてもらい、そこから照泰仏堂の「きづき」の葬儀が始まったのです!!
手探り状態で始め、お寺さんや当家の方に助けてもらいながら、やっとここまで来る事ができたのです。
基本的な知識はありますが、また葬儀ともなると違いますからね(−_−;)
それを、ベテランの方の2回だけの教えで、妹は本当によく覚えたと思います。
それと、弊社でアルバイトをしながら、スポットで葬儀を妹と一緒に行なってくれるスタッフのおかげも大きいです。
このスッタフにはかなり助けられてますね。
葬儀の司会業の経験もありますし、人間的に素晴らしい方なので、妹と二人で遺族の方の事を本当によく考えてくれてます。
そういった経緯があり、一年半が過ぎたのです。
そして、お寺様からは応援のお言葉も頂いております。
私達は、葬儀に関してはまだまだです。
ですから、わからない事は恥じずにお寺様にお聞きし、あくまでも「お手伝い」という意識を持っていました。
そこに評価を頂いたのです。
それは何故かというと
お寺様曰く「今の葬儀は葬儀社が主導権を握り、お寺も遺族もそれに従っていくのがおかしい」と・・・
確かに、葬儀を行なってみてわかるんですが、火葬の時間が厳しいのでそこは考えないといけないのですが、あまりにも葬儀社の都合主義が見えてると思います。
遺族の方は知識がない分、言われた通りにするしかないのと、儀式の簡略が良いという習慣になって来ているからです。
葬儀を教えてもらったベテランの方も言われてました。
「お寺様も遺族の方も私達に合わさせないと進めないから」と・・・
そこは、私もわからないから疑問を持ちながら「そうなんだ〜」と思っていましたが、実際に取り仕切れるようになってからは、今ははっきりと「遺族がおられて、お寺様がおられて、私達はそれのお手伝いだけでいいんだ」とわかるようになりましたね。
そして、何より故人様を敬い、感謝し、ご遺族の気持ちに寄り添いながらお手伝いするのが、私達、照泰仏堂「きづき」のお役目なんだと・・・
これは綺麗事で言っているのではなく、実際に母親を送った経験があり、その時の担当者さんがすごく良く、そういったお手伝いができる人にならないといけないという使命に駆られたのでした!!
今は、たまにしか現場に入りませんが、その思いは妹やスッタフには同じ思いを持って頂いています。
だから、お寺様から称賛を頂き、「岡山で葬儀の旋風を巻き起こして下さい」とまで言って頂いたのです( ̄ー ̄)ニヤリ
遺されてる方が、生きる気づきを得られるように奮闘してまいります( ̄^ ̄)!!
まぁ私はこの供養業界全体に対して、いつも疑問に思う事や不満がありますから、これからもずっとこの業界の反抗期でいてやろうと思います( ̄ー ̄)ニヤリ
感謝で始まり、感謝で終わる。そして、また感謝が生まれる。
ありがとう。
その時、その一瞬を大事に・・・
照泰仏堂 代表取締役 幡司剛成