安心を求めて・・・

皆さん！！おはようございます。

昨日、８０代男性のお客様とお話しをさせて頂きました。

このお客様は、今、巷で言われている終活というのを意識してからではなく、本当に自分の「死」というものを考えたことから終活をされている方でした。

お客様は、娘さんが二人いらっしゃるのですが、子供さんには迷惑かけたくないという思いと、子供がちゃんとしてくれるかどうかわからないという不安から、自分で用意しておこうと・・・

ご自分のお位牌とお骨カメを買いに来られたのでした。

私は、「はい、そうですか。」とは言わずに、とりあえずその不安感を取り除けれないかと思い、いろいろとお話しをしましたが、やっぱり物を得ることで安心ができるんだなと・・・

お位牌を今から買ったとしても、結局はお迎えが来るまでは箱に入れたままの保管になりますし、子供さんとちゃんとお話しができてなかったら無駄になりますからね。

お骨カメも、お墓に入らなかったらだめだからといって購入されましたけど、これも無駄になる可能性が大きい事をお話しさせて頂きましたが、そこには今の安心感を買っときたいんだなと・・・

今、こういったお客様が増えて来ております。

ですが、何もかもを用意しておくことが決して良いとは私は思いません。

まず！！購入して不安を埋められる前に、お節介かもしれませんが、購入にあたっての経緯をお聞きします。

そうすることで、購入される前に不安が埋められるかも知れませんからね。

それでも不安が埋めれなかったら、ご購入されることをお勧めしますが・・・

結局は私も含め皆、安心してあの世へ行きたいんですよね。

この安心の意味には、深い深い意味が隠されているようにも思います。

それを考える事が、神仏に携わっている仕事をしている私達の役目ではないかなと・・・

そして！！それを伝える・・・

昨日は、より深く考えさせられましたね。

不安と安心はトランプの表裏のようにくっついているわけですから、生まれた時から不安は始まり、安心を求めて死んでいくんだなと・・・

客観的に自分をみると、不安要素がいっぱいですね(；一_一)

まだまだ親は安心してあの世へ行けないでしょう！！

だから！！不安要素も必要でしょうね(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ

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