お線香の動向
皆さん!!こんにちは。
子供達が春休みに入り、これからお母ちゃんの修行が始まります( ̄ー ̄)ニヤリ
私は夜から修行に参加させて頂きます( ̄ー ̄)ニヤリ
さて、お彼岸も終わりましたが、今年のお彼岸はお線香を求められる方が少なかったかと思います。
今、世の中の流れは、コロナで葬儀が本当の家族のみで行われることが多くなり、その上、御香典を辞退されてる方が多いので物としてお線香を送られる方が増えました。
どうやらお線香メーカーの売り上げは前年比の150%だとか・・・
確かに弊社でも進物用のお線香を求められる方は増えましたが、これはあまり良くない傾向ではないかと危惧してます。
お線香は腐るものではないので、日は持ちますから贈りやすいと思いますが・・・
昨今、お仏壇にお線香を焚かれる方は減少傾向にあります。
本来は、仏様にとってお線香はご馳走と言われてますが、「臭い」「部屋に匂いがつく」とかで・・・
フレグランス系のお線香も多々ありますが、昔みたいに頻繁に家族みんながお線香を立てなくなったので、ご不幸があったお家に一気にお線香を送られるということは、お線香が溜まっていく状態に・・・
そうなると、普段用のお線香が動かなくなる。
だから今年の春はお彼岸にお線香を送られる方が少なかったのかも・・・
現に長い方は頂いたお線香だけで、10年は自分で買わなかったとか・・・
お線香の売り上げが上がっても、これは一時のこと。
難しいですね。
贈られる方は、香典を受け取ってもらえないから何かを・・・と。
お菓子やお花は期限が短いですし、お線香はみんなが送ってるだろうから・・・
贈り物は気持ちを乗せるためなんですが、それすら行われない傾向になる可能性も。
気持ちのやり取りが失われていくことを目の当たりにしています。
物が溢れ、祀る気持ちが気薄になり、仏様を通して満たされるものは何処へ・・・
まぁ〜でも!!逆に意識が高い方も増えてきているのも実感してます。
「仏様には良い線香を・・・」
目には見えないことに関する意識が高くなっているのは、お客様の会話から伺えます。
今年の春彼岸を終えて、少しお線香の動向を考えてみました。
で!!新しくこんなお線香もありますので
平たくなっているので、お線香に文字が書けます。
しかも鉛筆で・・・
そして、書いた字が灰として残るんです(^_^)
価格も税込1100円。
お線香メーカーも奮闘しております!!
仏様に不満も書けますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
感謝で始まり、感謝で終わる。そして、また感謝が生まれる。
ありがとう。
その時、その一瞬を大事に・・・
照泰仏堂 代表取締役 幡司剛成