仏教ことわざ小事典
10月 10, 2015 by 社長 幡司 剛成
皆さん!!おはようございます。
今日は曇り空の岡山市です。
今日は、仏教ことわざ小事典から一つ。
「人は冥加が大事」
解説
私達は神仏の加護によって現在を生きています。
生かされているのです。
だから、有頂天にならず、常に身をつつしんで生きる事が大事である、ということわざです。
「冥加」とは、冥利とか冥助、冥益、冥恩ともいい、神仏が授けてくれる加護や福利のことをいいます。
知らず知らずのうちに受けるご利益であって、善行や善業の結果とも考えられますが、心からありがたいと幸せに感じる事が大切です。
「男冥利に尽きる」 「冥加に余る」といった場合は、あまりにも過分な恩恵を受けることで、自分の立場がありがたすぎる、幸せすぎるといった時によく使われる言葉です。
しかし「冥加に尽きる」といった場合は、これとは反対に、神仏の加護から見放されるという意味もあります。
読む度に考えさせられますが、ことわざって本当に奥行きがありますよね。
冥加に尽きられないよう生活を改めなければ・・・(;一_一)
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専務 幡司 剛成