取られた
皆さん!!こんにちは。
毎日、相談者が来られる今日この頃です。
相談内容は様々ですが、あえて順位をつけるとしたら
1 仏壇じまい 墓じまい
2 永代供養
3 葬儀
4 お寺問題
5 人間関係
6 グリーフサポート
5と6は個人的な相談になりますが、親子関係の悩みが多いでしょうか・・・
グリーフサポートについては、大切な人との死別で先が見えない状態になられています。
今日は、相談を受けてる中で、気になる言葉についてお話ししたいと思います。
3番の葬儀についての相談を受けてる中で、口を揃えて言われる言葉があります。
「取られた」
という言葉です。
時にお寺様の相談を受けた時にも聞きます。
「取られた」は、葬儀費用を支払うことに関しての言葉です。
「取られた」=「不満」
なんですよね。
いろんな不満を持たれてるなかで、一番が費用について・・・
例えば、互助会制度についてなんですが、互助会制度とは葬儀費用の積立の事です。
毎月積立をして、実際に事が起こった時にその積立が利用できることです。
ですが、一見得を感じ助かるように思えるのですが、実際はそうではない事が多いです。
会社によって内容は変わるので、一概にはいえないですが、確かなのは多くの方が不満を持たれてるのが現実です。
そして、そのカラクリがだんだんとバレてきています。
例えば、ある会社では30万円の満期があり、葬儀代を支払う時にその30万円を引かれると思ってらっしゃる方が多いと思います。
なななんと!!それが利用できないパターンが多いんですよね。
使用できるものと使用できないものが分けられてるんです!!
お客様からの話の中では、基本プランには使えなくて、それからのプラスアルファーになるものにしか利用できないとか・・・
祭壇のランクアップだったり、棺のランクアップだったり・・・
各会社によって内容は違いますから、確認はしてくださいね。
ですが、多くの声を聞きます。
「積立は意味がない」と・・・
今は、会員制度を取られているところが多いので、私は基本的にはそちらを勧めています。
積立をしていると、心理が働き「積立をしてるからそこでした方が得」だと・・・
おっとどっこい!!結局、大きな後悔に繋がってるのが現実なんですよね。
そして、一般的に葬儀の知識を持たれてる方が少ないので、そこを突いてくることも多いのです。
葬儀社に相談に行った時、相談に乗って下さった担当者が、会社よりの発言かお客様よりの発言かをしっかり見極めてくださいね。
お客様よりの発言をされる方でしたら、最初から「一般的に・・・普通は・・・」という言葉は使われないと思います。
その相談内容によって、会社の中でできる事を提案して下さる方は信用できると思います。
湯灌だってそう。
湯灌は本当に素晴らしく、ご遺族の方もきれいになって喜ばれる方が多いのですが、湯灌が必要でない方にも勧めることに問題があります。
在宅医療や入院されてた方、施設でお亡くなりになられた方は、看護師さんや施設の方がきれいにして下さいます。
だから、きれいになったのにもう一度きれいにする必要がないのに勧めることが問題なんです。
細かく言えば、勧め方に問題があるのです。
案内は必要だと思いますが、ご遺族の方が考えれる案内が必要かと・・・
判断能力がつかない時だからこそ、細かな配慮が求められると思います。
当然!!最期にお風呂に入れてあげたいという方もたくさんいらっしゃいます。
お式が終わっても、「よかった〜」という声の方が多ければ、納得した支払いをされると思います。
だから「取られた」というような言葉が出てくるのです。
皆さん、後から気づかれる方が多いんです。
確かに葬儀という仕事は大変な仕事です。
消費者には大変さが分かりにくいと思います。
だから、ある程度の対価は必要だとも思います。
お客様と真摯に向き合う姿勢を見られたら、「取られた」と言われるより「ありがたい」という言葉の方が先に出てくると思いますね。
不満はあったとしても、先に感謝が表れると思います。
私がず〜〜っと相談に乗らせていただいてて、一番!!気になった言葉が「取られた」でした!!
これで、葬儀業界にも宣戦布告してしまいましたね(ー ー;)
敵をつくりたいわけじゃないですが、ど〜〜〜しても伝えたくて・・・
私は、この供養業界に関しては永遠の反抗期でしょうね(¬_¬)
感謝で始まり、感謝で終わる。そして、また感謝が生まれる。
ありがとう。
その時、その一瞬を大事に・・・